はじめまして。
EC studioで技術担当をしております小野と申します。
今日は便利な機能としてQuantum DBについてご紹介いたします。
Quantum DBとは、データベースの操作をEclipse上で簡単に行える
プラグインです。
EC studioでは普段は開発にPHPEclipseを使用しております。
※EC studioがphpEclipseを使用する理由はこちらをご覧ください。
さて、コーディング中にデータベースのテーブルの構成やレコードを
見たいと思ったことはありませんか?
あのテーブルの名前はなんだっけ?
あのフィールドの名前はなんだっけ?
あのフィールドの型はなんだったっけ?
PHPのコーディングとデータベースの操作は切っても切れない関係であることが多く、データベースを見ながらコーディングをすることがあると思います。
EC studioではデータベースはmysqlなので、phpMyAdminを使用しておりますが、毎回phpMyAdminにアクセスして、データベースを選んで、テーブルを選んで…
という作業が面倒くさいと思う方には最適です。
開発環境
ドライバのインストール
データベースサーバに接続するのためにドライバをインストールします。
EC studioではMySQLを使っておりますので、MySQLのJDBCドライバを使用します。
下記サイトよりダウンロードしてください。
※JDBCのドライバは複数公開されていますが、ここでは公式ドライバを使用します。
1.zipファイルをダウンロード
mysql-connector-java-3.1.14.zip
2.ダウンロードしたzipファイルを展開して、任意のフォルダに設置。
C:\xampp\mysql\mysql-connector-java-3.1.14
(今回はxamppのmysqlフォルダに設置しました。)
※xamppとはApacheFriendsが提供しているフリーソフトで、PHPの開発環境を簡単にインストールして使うことができます。
Quantum DBを開く
1.Eclipseを起動
2.パースペクティブをPHPからQuantum DBに切り替える。
・パースペクティブ一覧を開く
![]()
※「ウィンドウ」「パースペクティブを開く」「その他」を選択でも可能
※Quantum DBがない場合はこちらを参考にインストールしてください。
ドライバの登録
1.ブックマークを新規作成する
「Database Bookmarks」ビューから「New Bookmark」を選択

※「Database Bookmarks」ビュー内で右クリックでメニューを表示し、
「New Bookmark」を選択でも可能
・「Add External Jar…」を選択
先程ダウンロードしたJDBCドライバを指定
C:\xampp\mysql\mysql-connector-java-3.1.14\mysql-connector-java-3.1.14-bin.jar
・「Browser」を選択
「com.mysql.jdbc.Driver」を選択(※Typeが自動的にMySQLになる)
データベースの設定
1.ブックマークを新規作成する
「Database Bookmarks」から「New Bookmark」を選択

2.JDBCドライバを選択する
「MySQL-AB JDBC Driver(com.mysql.jdbc.Driver)」を選択
![]()
3.データベースの詳細情報を登録
「Userid」 「Password」「Database name」を入力
![]()
例:localhostのpracticeデータベースに接続したい場合
Userid:root
Password:
Database name:practice
4.ブックマーク名を入力
![]()
ブックマーク名は任意の文字を入力してください。
データベース名だと分かりやすいのでお勧めです。
※1~4の設定を必要なデータベースの分だけ繰り返す
その他
データベースの設定やMySQLのバージョンの違いにより、データベースに接続できない場合があります。
この場合は下記手順に従って接続時のURLにパラメータを追加してください。
■MySQL サーバ 4.1 以降の場合
「useOldUTF8Behavior=true」
MySQL サーバ 4. 1 より古いバージョンでは、サーバの latin1 テーブルに複数の文字セットを保存することができました。
MySQL-4.1 からは、この機能は廃止になります。アプリケーションがこの機能を利用しており、MySQL サーバ 4.1 以降での公式の Unicode 文字サポートを使用することができない場合は、次のプロパティを接続 URL に加えてください
■文字コードをUTF-8以外を使用している場合
「useUnicode=true&characterEncoding=ujis」
※EUC-JPの場合はujis、Shift-JISの場合はsjis
※テーブルを開いてから、右クリックのメニューの「Other Encodings」より文字コード選択でも可能(毎回変換が必要)
■DATE型にゼロが設定されている場合
「zeroDateTimeBehavior=convertToNull」
※データの代わりにNULLを戻す
DATETIME型のカラムに”0000-00-00 00:00:00″がある場合、
テーブルを表示しようとするとエラーになります。
値は下記設定が可能です。
・exception ( デフォルト ) – SQLState の S1009でSQLExceptionを投入。
・convertToNull – >データの代わりに NULL を戻す。
・round – データを、0001-01-01 という最も近い整数に丸める。
■変更方法
上記パターンのどれかにあてはまる場合は下記手順に従って対象パラメータを追記してください。
2.Connection URLにパラメータを追加する
「Connection」タブにある「Connection URL」に追加
![]()
※例
jdbc:mysql://localhost:3306/practice?useOldUTF8Behavior=true&useUnicode=true&
characterEncoding=ujis&zeroDateTimeBehavior=convertToNull
3.パラメータの設定をした場合はデータベースを再接続してください。
(Disconnectの後、Connectする)
![]()
データベースのテーブル表示
1.データベースの接続(※MySQLは起動しておいてください)
「Database Bookmarks」のブックマークをダブルクリック
(もしくはブックマークを選択し、右クリックで「Connect」を選択)
![]()
2.テーブルを選択
・テーブル一覧から開きたいテーブル名を選択しダブルクリック
![]()
・「Quantum Table View」に表示
※「Quantum SQL Query Editor」からSQLを発行してテーブルを表示することも可能です。
環境設定
1.パースペクティブをQuantum DBからPHPに切り替える。
2.「ビューの表示」から「Database Bookmarks」「Quantum Table View」等々を選択し、好みの位置に配置
※必要であれば「Quantum SQL Query Editor」も配置
![]()
Quantum DBはテーブルの参照だけでなく、追加や修正や削除も行うことができます。
ちょっとした修正などをする分には便利ですので、普段お使いの環境と使い分けてみるのもいいですね。
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