EC studio EC studio 技術ブログ

2007年08月30日投稿者:小野

Eclipseの便利な機能 – Quantum DB

はじめまして。
EC studioで技術担当をしております小野と申します。

今日は便利な機能としてQuantum DBについてご紹介いたします。
Quantum DBとは、データベースの操作をEclipse上で簡単に行える
プラグインです。

EC studioでは普段は開発にPHPEclipseを使用しております。
※EC studioがphpEclipseを使用する理由はこちらをご覧ください。

さて、コーディング中にデータベースのテーブルの構成やレコードを
見たいと思ったことはありませんか?

あのテーブルの名前はなんだっけ?
あのフィールドの名前はなんだっけ?
あのフィールドの型はなんだったっけ?

PHPのコーディングとデータベースの操作は切っても切れない関係であることが多く、データベースを見ながらコーディングをすることがあると思います。
EC studioではデータベースはmysqlなので、phpMyAdminを使用しておりますが、毎回phpMyAdminにアクセスして、データベースを選んで、テーブルを選んで…
という作業が面倒くさいと思う方には最適です。

開発環境

開発環境_テーブル表示

開発環境_テーブル非表示

開発環境_タブ表示

ドライバのインストール

データベースサーバに接続するのためにドライバをインストールします。

EC studioではMySQLを使っておりますので、MySQLのJDBCドライバを使用します。
下記サイトよりダウンロードしてください。

MySQL Connector/J

MySQLのドライバインストール画面

※JDBCのドライバは複数公開されていますが、ここでは公式ドライバを使用します。

1.zipファイルをダウンロード
mysql-connector-java-3.1.14.zip

2.ダウンロードしたzipファイルを展開して、任意のフォルダに設置。
C:\xampp\mysql\mysql-connector-java-3.1.14
(今回はxamppのmysqlフォルダに設置しました。)

※xamppとはApacheFriendsが提供しているフリーソフトで、PHPの開発環境を簡単にインストールして使うことができます。

Quantum DBを開く

1.Eclipseを起動

2.パースペクティブをPHPからQuantum DBに切り替える。

・パースペクティブ一覧を開く
パースペクティブを開く

※「ウィンドウ」「パースペクティブを開く」「その他」を選択でも可能

・一覧から「Quantum DB」を選択
Quantum DBを開く

※Quantum DBがない場合はこちらを参考にインストールしてください。

ドライバの登録

1.ブックマークを新規作成する
「Database Bookmarks」ビューから「New Bookmark」を選択
ブックマークの新規登録

※「Database Bookmarks」ビュー内で右クリックでメニューを表示し、
「New Bookmark」を選択でも可能

2.ドライバの追加
「Add driver」を選択
ドライバの追加

3.JDBC Driverの設定
JDBCドライバの設定

・「Add External Jar…」を選択
先程ダウンロードしたJDBCドライバを指定
C:\xampp\mysql\mysql-connector-java-3.1.14\mysql-connector-java-3.1.14-bin.jar

・「Browser」を選択
「com.mysql.jdbc.Driver」を選択(※Typeが自動的にMySQLになる)

・「終了」を選択
JDBCドライバの設定終了

データベースの設定

1.ブックマークを新規作成する
「Database Bookmarks」から「New Bookmark」を選択
ブックマークの新規登録

2.JDBCドライバを選択する
「MySQL-AB JDBC Driver(com.mysql.jdbc.Driver)」を選択
JDBCドライバの選択

3.データベースの詳細情報を登録
「Userid」 「Password」「Database name」を入力
ConnectionDetails設定

例:localhostのpracticeデータベースに接続したい場合
Userid:root
Password:
Database name:practice

4.ブックマーク名を入力
ブックマーク名を入力
ブックマーク名は任意の文字を入力してください。
データベース名だと分かりやすいのでお勧めです。

※1~4の設定を必要なデータベースの分だけ繰り返す

その他

データベースの設定やMySQLのバージョンの違いにより、データベースに接続できない場合があります。
この場合は下記手順に従って接続時のURLにパラメータを追加してください。

■MySQL サーバ 4.1 以降の場合

「useOldUTF8Behavior=true」

MySQL サーバ 4. 1 より古いバージョンでは、サーバの latin1 テーブルに複数の文字セットを保存することができました。
MySQL-4.1 からは、この機能は廃止になります。アプリケーションがこの機能を利用しており、MySQL サーバ 4.1 以降での公式の Unicode 文字サポートを使用することができない場合は、次のプロパティを接続 URL に加えてください

■文字コードをUTF-8以外を使用している場合

「useUnicode=true&characterEncoding=ujis」
※EUC-JPの場合はujis、Shift-JISの場合はsjis

※テーブルを開いてから、右クリックのメニューの「Other Encodings」より文字コード選択でも可能(毎回変換が必要)

■DATE型にゼロが設定されている場合

「zeroDateTimeBehavior=convertToNull」
※データの代わりにNULLを戻す

DATETIME型のカラムに”0000-00-00 00:00:00″がある場合、
テーブルを表示しようとするとエラーになります。

値は下記設定が可能です。
・exception ( デフォルト ) – SQLState の S1009でSQLExceptionを投入。
・convertToNull – >データの代わりに NULL を戻す。
・round – データを、0001-01-01 という最も近い整数に丸める。

※パラメータに関して、詳しくはこちらをご覧ください

■変更方法

上記パターンのどれかにあてはまる場合は下記手順に従って対象パラメータを追記してください。

1.ブックマークのプロパティを開く
ブックマークのプロパティを開く

2.Connection URLにパラメータを追加する
「Connection」タブにある「Connection URL」に追加
ブックマークのプロパティ

※例
jdbc:mysql://localhost:3306/practice?useOldUTF8Behavior=true&useUnicode=true&
characterEncoding=ujis&zeroDateTimeBehavior=convertToNull

3.パラメータの設定をした場合はデータベースを再接続してください。
(Disconnectの後、Connectする)
データベース再接続

データベースのテーブル表示

1.データベースの接続(※MySQLは起動しておいてください)
「Database Bookmarks」のブックマークをダブルクリック
(もしくはブックマークを選択し、右クリックで「Connect」を選択)
データベースの接続

2.テーブルを選択
・テーブル一覧から開きたいテーブル名を選択しダブルクリック
テーブル選択

・「Quantum Table View」に表示
QuantumTableView
※「Quantum SQL Query Editor」からSQLを発行してテーブルを表示することも可能です。

環境設定

1.パースペクティブをQuantum DBからPHPに切り替える。
2.「ビューの表示」から「Database Bookmarks」「Quantum Table View」等々を選択し、好みの位置に配置
※必要であれば「Quantum SQL Query Editor」も配置
開発環境_終了

Quantum DBはテーブルの参照だけでなく、追加や修正や削除も行うことができます。
ちょっとした修正などをする分には便利ですので、普段お使いの環境と使い分けてみるのもいいですね。


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